ついに調停の日が決まり、その日がだんだんと近づいてきました。
あまり娘のことについて詳しく触れてきませんでしたが、再構築のため彼と娘を会わせた後にまた失踪。
その直後から娘に変化があらわれ始めてしまったのです。
父親との約束を最後に…
最初のころは、会いたかった父親にまた会えるようになり、よろこんでいた娘。
パパとの時間を幸せに感じているのが、目に見えて分かりました。
彼は行方をくらます前に、娘とある約束をしていたのです。
その約束とは


絶対に行こうね!
という約束でした。
日にちも決まっており、カレンダーには○印を付けて魚のイラストも書いて

とずっと楽しみにしていました。
その日の朝、準備万端で、玄関でパパの迎えを待つ娘。
私は、何度も彼に連絡を入れるが、全くつながらず。
待てど待てど、来ない父親。

と伝えるのですが

絶対に来るもん!!
と、聞かず玄関でくつをはいて待つ娘
子どもからすれば長い長い時間だったと思います。
パパもママも嘘つき!!
がまんの限界だったんだと思います。
玄関でいきなり大きな声で泣き叫ぶ娘。
私がウソをついたわけではなかったけど、この子をこんなにも傷つけてしまったんだなと、私自身もショックでした。
私は大泣きする娘を抱きしめ「二人で水族館へ行こうね」と言いました。
泣きながらうなずく娘。
水族館での娘は喜んでいるように見えたけど、このころから娘の様子がおかしくなっていきました。




とても園児が言うような言葉ではありませんでした。
彼が失踪したのは初めてではなかったが、その間にちゃーちゃんがどんどん大きくなって様々なことを考え、理解するようになったんだと思います。
ちょっとしたことで泣き、感情はいきなり爆発して、私に当たる。
そんなある日、幼稚園に迎えに行ったときに
「お母さん、ちょっとお時間いいですか?」担任に声をかけられました。


その間に少しだけお話させてもらっていいですか?
自分も保育士をしていただけに、ただ事じゃないと察した。