とうとう審判の日がやってきた。
前回に審判だと思っていた日よりもさらに緊張していました。
今まで調停をしてきた部屋とは別の部屋に案内された。
入ると分厚いファイルを持った男が座っていた。
旦那はもちろんいなかったが…。
絶対コイツだ、コイツが岡田弁護士か…
上から下までじっくり見た。
もう一人、書記の方が座られ、いざ裁判官が登場。

静まり返る室内、調停よりも重い空気。
裁判官は、お金に関して間違いがないように今までの確認を私と相手弁護士に問いかける。
いつから婚姻費用をもらっていないのか、いくら受け取ったのかなど。
また、私の昨年度の収入を見て、現在は働いているのか、いないのか。
また、なぜ働けないのかを問われた。
「私は小さい子どもがいる」こと。
娘は「病気」「不登園」の診断を受けており、現在病院に通院していること。
また、私自身も「心療内科に通っていて精神的にまいっているので、働くことが出来ない状態」だと伝えた。
相手の書面を見て私は引いた。
先日FAXで送られてきた主張書面とは別に追加の「主張書面」が出されていた。
追加書面の内容①
証拠として、メールが提出されていた。
内容は
さち📧アドレス「孫が可愛くないなら、今後一切かかわりません」
さち📧アドレス「何の援助もいりませんから」
これは、何年か前に当時携帯が壊れていた旦那が義母と喧嘩した時に私の携帯を使い、義母に送ったメールだった。
↑詳しく話すと、新婚当時に義母が「孫が可愛くない」と私たちに言ってきた。
旦那がキレて、私の携帯で義母に文句のメールを送った。そのメールだった。
これらのメールは、全て旦那が義母に対して送ったものだが、そんな証拠はない。
だが、例え私だと言われても、何年も前のことでもあり、婚姻費用には一切関係ない。
追加書面の内容②
さち「また参加させてください」
の一部分だけを切り取り、「さちは地域サークルに参加しようとしているくらい元気なのだから、働け」
書面を見てすぐに義母が書かせたものだということがわかりました。
グループLINEは義母しか見れないし、メールも全て義母に送ったものだからです。
そもそも、夫婦の問題に義母は関係ありません。
婚姻費用にも全く関係ありません。
弁護士ならわかっているはずなのですが、証拠がなさすぎて苦しまぎれに出したのだと思います。

相手弁護士にするどいツッコみを入れる裁判官。
「ざまぁみろ」と思った私の顔は、ニヤけていたに違いない。

婚姻費用の算定に考慮されるべきです。

不登園の子どもは誰が見るんですか?
それに、犯罪と知りながら離婚届を勝手に出そうとしたことはどう思ってるんですか?!
弁護士をにらむ私

それが出たら相手(旦那側)も0と納得せざるを得ないんだけど
え…。私働いてないのに就労不能証明書をださなくちゃいけないの?
どう考えても働けないのわかんじゃん
納得がいかなかったが、もらってくるしかない。
結局離婚届を勝手に出そうとしたことも、婚姻費用分担には関係ないらしい。離婚調停の時にという話のようだった。
この場にいるだけで疲れてしまいました。


次回は、書面のみの最終審判になります。
最終書面を○月○日までに提出してください。
お互いが出した書面についての反論書面は
その一週間以内に出してください。
以上
初回の審判が終わり
みんなファイルを片付けはじめたその時
「ちょっといいですか!!?」
弁護士が大きな声を上げた。