娘のちゃーちゃんは入院していた。
入院後、歩くことが出来なかったが、少しずつ元気を取り戻し始めた娘。
ひと安心した時にあることを思い出した。
そうだった…。
3日後に審判が予定されていた…。
私は、娘のそばから一時も離れたくなかった。
娘がこんな状態であるのに審判になんて行っていられないと思った。
すぐに、裁判所に電話することにした。

書記官「それは大変でしたね。すぐに申立人(元旦那)に連絡いれますね。
いつ頃ならご都合よろしいですか?希望日はありますか?」

なるべく後でお願いします。
書記官「わかりました。お大事になさってくださいね」
そう言って電話が切れた。
とりあえず、良かった…
今はちゃーちゃんの事だけ考えていたい
すると、その日の夕方に裁判所から着信があった。
電話をかけなおすと、
書記官「申し訳ありませんが、申立人(元旦那)さんがとにかく早く審判がしたいとおっしゃられています。
本当に入院しているなら、「入院している証明がほしい」とおっしゃるんですが、入院計画書などは提出可能ですか?」

ずっと支払いもせず、行方をくらませていたくせに…
審判を早くしたいだと?
本当に入院しているのかと疑うような元旦那の言い方に腹がたった。
何をそんなにあせっているのだろうか??

入院先と号室は相手方に知らせないで下さい。
今早くと言われましてもムリです
なぜこんなにも審判を急ぐのか?
その理由がわかるのは、もう少し先の話だった。
仕方ないので入院計画書をコピーし、裁判所へ届けた。
書記官に

書記官は「裁判所の方で確認したことを連絡するだけで、元旦那さんに入院計画書は渡しませんので大丈夫ですよ。」と言ってくれた。
裁判所の計らいで、次回の審判日が決定したのは3月の中旬だった。
3月になり元旦那が再度、主張書面をだしてきた。
内容は現在の派遣会社での給与明細を3ヶ月分。
そしてまたしても派遣会社の給与明細は、派遣会社と派遣先それに出勤日数も全て黒塗りされていた。
確認できるのは金額だけ。
相変わらずその金額は3ヶ月とも手取りで10万円程だった。
休み過ぎじゃね?
本当に働く気があるのか?と思えた。
懲りもせず、この金額は申立人が教師であった時と、相手方が無職であった時と同じ金額である。
そして「現在、幸は仕事をしている。」と書かれている。
最後の文面にこう書かれていた…。
当方は、今後シングルマザーと結婚する予定であり、相手方の連れ子と養子縁組した場合に養育費算定は限りなく0円に近い。
シングルマザーとの結婚?!養子縁組?!限りなく0円だと?!
キレそうになりながら、第2回の審判の日を迎える
意識は何とか戻りましたが、上手く歩けず心配な状態です。
3日後の審判を延期して頂きたいのですが…