旦那が教師を辞めてからの姻費費用は0円と決定された。
潜在的稼働能力はないと判断された
なぜこのような判決が出たのか、私が弁護士を雇っていないから?
理不尽すぎてその日は何も考えられず、ただ茫然としていた。
弁護士に「婚姻費用0円」を相談
展開がある度に相談している小山弁護士に相談することにした。
小山弁護士は、すごく驚いていました。
小山弁護士「こんな判決…
普通じゃありえません。
まず診断書も出ていない20代の男性に潜在的稼働能力がないと判断されるということ自体ありえない。稀なケースです」
弁護士流の裁判官の解釈
全ての判決文を読んだ小山弁護士が裁判官の解釈をこう話してくれました。
- 公務員であり、教師という職業のものが婚姻費用を払いたくないが為だけに退職するという不合理なことは絶対にしないだろうという考え
- 裁判官という職業の人はたいてい順風満帆に生きてきて、挫折を知らない人が多いから、安定した公務員を辞めるなど、よほどのことがないと考えられないという解釈
- 私が出した証拠書面は逆に旦那が異常者だと解釈された可能性が高い
判決の決め手と守られる旦那
そして次の小山弁護士の言葉に変に納得した私がいた。
裁判官の決め手は、調停員が提出した調停記録の書類を基に判断するということ。
調停員が教師をしている旦那が「仕事が出来ないほど精神的にすごくまいっていた」と書いていた可能性が高いということ。
そういえば、あの女性調停員は教師である旦那を最初から信用し味方ばかりしていた。
旦那がマスクをつけているだけで「とても辛そうで、可哀想でした」と言ったり…。
娘との面会交流をドタキャンした時のことを伝えたら

と言われたくらいだ。
調停員が出した書面こそが、旦那を守るものだったと理解しました。
結局は、「教師(公務員)が」というだけで社会的に信用されて守られている。
そんな職業の人が婚姻費用を払わないがために退職するなんてことはあり得ないと判断されたという事だ。
裁判官は、仕事をしていない私には「就労不能証明書を提出するように」と言った。
旦那には弁護士が精神的に参っているというだけで、診断書も病院さえもかかっていない。
そんな旦那を潜在的稼働能力がないと判断されてしまうのか。
旦那が送ってきたLINE

これが審判なのか…ショックだった。
私はウソもついていないし、大げさにも言っていない。
全て事実を書いた書面と証拠をつけて提出した。
嘘をついているのは全部アイツなのに…
高等裁判所への抗告
小山弁護士が私の選択肢は
「諦める」か
「高等裁判所に即時抗告をすること」
と教えてくれました。
ただし、即時抗告は判決をもらってから二週間以内に出さないと審判の判決が決定されてしまうということ。
小山弁護士「抗告は書類だけの戦いになる。
時間もないし弁護士を雇わなきゃ厳しいと思う。裁判と同じだからね。」

話を聞いていると即時抗告では
直接裁判官と話すことはまずない
書面の書き方や、相手方に対しての攻め方が今までとは違う
そのため素人では、時間が足りないと判断した。
私は弁護士に依頼することを決意した。
本当は小山弁護士に依頼したかったが、小山弁護士が抱えていらっしゃる案件が多く残念だけどきびしいと言われた。
実は私にはもう一人、気になっていた女性弁護士の方がいました。
お子さんのことなんて考えれなくて当然です。何考えてるのあなたは。