絶対に離婚する。こんなわけの分からない旦那とも義家族とも早く他人になる!
今日は、そのために旦那の実家まで足を運んだ。
義母も義父も留守みたいだが油断は出来ない…。
旦那に「家入る?」と聞かれたが、私は「玄関でいい」と答えた。
とりあえず、私はボイスレコーダーをボンッと前に置き、「録ってるから」と伝えた。
彼も慣れたもので、「わかっているから!」と言って話を進めた。



離婚届書くの?
それに離婚届けの用紙が何枚もあるんだけど…?

離婚届には世帯主や本籍などを記入する欄もある。
旦那が間違えると受理されない。だから1枚は普通に書かせ、予備の2枚目以降は住所と氏名そして捺印だけさせた。



話聞いてたのか?お前に関係ないだろ。有責配偶者め。
本来なら娘との生活の為にもきちんと公正証書で養育費をきめておきたかった。
だが、当てにならないお金より、一番に娘のこれから先のことを考えると一刻も早くに離婚したかった。
そしてもう一つの理由は、彼の借金のこともあった。
この話の中で細かくは書いてこなかったが、実は彼は多重債務者だった。
会社名は伏せておくが、何社もの消費者ローンの金利が膨れ上がり、何百万という借金になっているようだった。
別居はしているが、戸籍上は夫婦に変わりなかったので、万が一こちらに何か請求が来るのでは…と不安でした。
離婚届をすんなり書いてくれたので、安堵した。
これで、いつでも離婚は出来る。
サインを書かせてから、私は彼を責め立てた。

こんなに娘を苦しめて楽しい?いい加減にしてよ。
それなのに自分達が困ったら「SNS止めてくれ」なんておかしくない?
私「あなたは、娘の父親なのに何にも娘のこと考えてないじゃん。それなのに何がイベントが無理?!ふざけんな!!」
旦那は黙ってうなだれていた。
私は、以前話合った内容から最低限の内容だけ書いた紙を彼に渡した。

書面を書いてきたから
内容は、二点だけ。
養育費と解決金として婚姻費用の5年分支払うということだけ。

そっちが払わない気なら私はあなたも義母も義妹も何をしても潰すだけだから!!
旦那「俺はそんなつもりはないんだ、解決金も養育費もちゃんと払うよ。ただ母親がうるさいから公正証書は書けないんだ。」

私は今の娘の様子や写真を見せた。
娘が何度も入院している写真、字を頑張って練習している娘。
本当は見せたくなかったけど、父の日に書いた「ぱぱ」と書いた似顔絵の写真

私「でも、ちゃーちゃんは、「パパの顔が思い出せない」って言いながら頑張って書いてたんだよ…
こんな最低な父親なのに、あの子からしたらたった一人の父親なの、わかってる!!?
あなたが女相手にお酒飲んでフラフラしている間に何度も入院していたの…!!
これを見ても何も思わないの!!?」
気づいたら、泣いていた。
こんな奴の前で泣きたくなかったのに、娘のことを思うだけで涙が止まらなかった。
悔しさ?怒り?もうわからなかった。
旦那も何か心に響いたのか…
旦那「俺、絶対払うから。ごめん…本当に。
この似顔絵のやつオレにくれないか?」
幸「どうせまた口だけでしょ。送ってどうするの?」
旦那「来月にまとまったお金をきっと払えるから!!もし払わなかったら母親に何と言われようともオレは絶対に公正証書も作りにいく。約束する!」
幸「信じれるわけないじゃん、今さら…。」
旦那「じゃあ、ペン貸して。オレ幼稚園の費用も払うから、ここに書くよ。」
彼は、私が渡した離婚に伴う契約書と書かれた用紙に書き出した。
①養育費は大学卒業次まで支払う。
②幼稚園の保育料未払い金を支払う。
③テレビ・ブルーレイの費用¥10万を返却する。
そしてすでに2ヶ月未納している婚姻費用を来月に合わせてに支払う。ことを付け加えた。
そして最後に「来月支払えなかった場合は公正証書を作ります。」と書き、日付と自分の名前を書き捺印した。
この時は、離婚に伴う契約書に何を書いても、印鑑を押しても公正証書じゃあるまいし、書くだけムダのように感じていたが…。
後々にとても大事な役割を果たしてくれるとは思いもよらなかった…。