ホストとのカーチェイス 推理する元嫁/3-34話

元旦那が実家に戻ってきている。

地元で働いている気がした。


まだ、推測でしかなかったが元旦那の職場を特定するために、私の仕事が休みになった平日に朝早くから待ち伏せをすることを計画した。


いつもなら仕事に出るずいぶん前の時間から張り込んだ。
これはもう探偵だ。(笑)

元旦那の実家が遠目に見える場所で張り込みをする私。

多分ここなら見つからずに、後ろから奴の車が通り抜けるナンバーが確認できるはず…
そう思って張り込みしていたのだが、想定外の出来事が起きた。

まさかの前方から元旦那の車がやってきたのだ!!

さち
何で、こんなところから登場するんだよ!?
と私も一瞬ギョっとしたが、元旦那はもっと驚いた顔をしていた。

しまった!!」と思った瞬間に元旦那が車のスピードを上げ、Uターンして実家の方に戻って行ってしまった。


私も慌てて元旦那の車を追いかけようかと思ったが、少しその場所を離れて帰ったふりをして、さっき以上に遠目にかろうじて義実家が見える場所に車を移動した。

5分もしないうちに再度元旦那の車が動き始めるのが見えた。

出勤時間があるのだろう。
さち
絶対にどこかで働いている
そう確信した。

元旦那は国道に出る道に進んでいった。私は見つからない様に後方から付けて走った。

何台か後ろから見失わないように気を付けて…気を付けて…

だけど、あんまり離れすぎると見失ってしまいそうだった。



国道をしばらく走っていくと信号もあり、近づいておかないと信号につかまると逃げられる!そう考えて近づいた瞬間、多分バックミラーで後ろを確認していた元旦那が私の車を認識したのだろう。

元旦那は、猛スピードで車を走らせ始めた。

ヤバい!!完全にスピード違反で捕まる速度だった。

私も必死にスピードを上げた!!

しかし、目の前の信号が黄色から赤色になっていたのに、元旦那は信号を無視してさらにスピードを上げ、突っ切って走り去ってしまった…

あぁ…ここまで追いかけてきたのに逃げられてしまった。



でも方向はわかった。私に見つかってしまった元旦那は、明日になればまた実家には戻らないかもしれない。

色々考えた私は、このまま元旦那の会社を探そうと考えた。

元旦那が逃げた信号からは、隣の市へ行くと考えられた。

出勤時間を考えるとそれ以上の遠い地区ではないと思った。

隣の市にはたくさんの工場がある…。

一つ一つしらみつぶしに見に行ったとしても大きい工場は門の中に駐車場があるだろうし、勝手に中入ることはできない。



元旦那はいったいどこに勤め始めたのだろう…

元旦那の性格と今までの行動パターンを色々考えた。

考えて、考えて…

考えた末に…

私にはふと恐ろしい考えが頭に浮かんだのだった…

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