弁護士も依頼できない経済的弱者のサレ妻。「法テラス使えますよ!?」

今回は、私も利用したことのある法テラスという制度についてお話します。

「不倫、DV 、モラハラ」


様々な理由でパートナーと揉めてしまったとき、弁護士を付けたいと思われる方もいらっしゃると思います。

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2019-09-11

「お金が高くて弁護士に頼めない」


本当は、調停や裁判となると弁護士を頼みたいんだけど
弁護士って高そうだから頼めないです。

さち
そんな方々からの相談をよく受けています。


そして、一番多いのが「相手が弁護士を付けてきて…」という相談です。

相手に弁護士をつけられてしまい、どうしていいか分からない方からの相談が本当に多いです。

弁護士の強みは

  • 法に詳しい
  • 書面を作ってもらえる
  • 調停に代理で出席できる

ということでしょうか。

しかし、一番問題なのが依頼料、つまりお金ですね。

弁護士さんへの相談料金は、30分5000円位が相場で高額です。

聞きたいことをまとめていかないと、悩みを話しただけで30分経ってしまったという事もあります。


相談ではなく依頼するとなると

  1. 最初に払う着手金
  2. 結果が出た時の成功報酬
  3. 実費(交通費・収入印紙等)

実費の内容は弁護士事務所によって違ってきます。

さち
今回は、法テラスを利用して弁護士さんを少しでも安く頼める方法をご紹介していきます。

法テラスを利用しよう

当時の私はこの法テラスという制度のことを全く知らなかったのですが、相談に行った弁護士の方に丁寧に教えてもらいました。

さち
私は、離婚や調停のことを何人かの弁護士に相談しました。ハズレが多かったのですが…。
4人目の弁護士さんが「法テラスを利用してはどうですか?」 と提案してくれたました。

法テラスとはどういう仕組み?

あなたの手取りが18万2千円以下の場合、基準より少ない金額で弁護士さんを使えるシステムです。

同じ案件(例:夫が不倫した)なら、3回までは無料で相談できます。

弁護士さんに依頼しなくても、3回無料で相談できることは大きいですし、調停に合わせて相談することもできます。

もし依頼するにしても、着手金も普通に弁護士を頼む場合の半分くらいで依頼することができます。

さち
しかも分割で払っていくことが可能です。

まずは弁護士を探しましょう

まずは、弁護士を探さなくてはいけません。

気になった法律事務所や弁護士さんがいたら「法テラスは使えますか?」と電話で聞きましょう。

法テラスが使える弁護士さんと使えない弁護士さんがあるので要注意です。


法テラスに相談すると紹介してもらえますが、弁護士さんとの相性は大事ですから、自分で聞いてみる方がいいと思います。

さち
弁護士さん選びは、探偵選びと同じように本当に難しいです。

私は5人の弁護士に相談しに行きましたが、私が思う良い弁護士さんは一握りでした。(私が出会った弁護士さんの話は別記事で紹介しますね)

弁護士を雇うメリットとデメリット

弁護士さんとは信頼関係が大事になってきます。

さち
依頼した弁護士は、どんな場合であれ依頼者を信じます。依頼者も弁護士を信じて戦っていくしかないのです。


少しでも信頼できない弁護士は、メリットなしで論外です。雇わずに違う弁護士を探すのが賢明です。

離婚問題で弁護士を雇うメリット

さち
弁護士を雇うメリットは多いです。

弁護士は法に強い

私達、素人では知らない知識をたくさん知っておられます。

法によって自身が救われることもあれば、相手を攻めるやり方などもあります。

書面を作成してくれる

書面を作るのって本当に大変です。

さち
時間もかかりますし、検索ばかりで面倒くさいです(笑)


書面での調停員や裁判官への訴え方にはコツがあります。 弁護士は、そんな書面をすぐに作成してくれます。

調停に行かなくていい

お仕事をされている方は、頻繁に休めないと思います。

そして、調停という場は心身ともにストレスが溜まります。そんな場合には、代わりに弁護士さんが代理として行ってくださるのは心強いと思います。

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デメリットについてですが…

一番のデメリットはお金の面ですよね。

いくら法テラスを活用して普通に雇うより安いとは言え、着手金だけで10万~15万程度かかってしまいますし、成功報酬も払わなければなりません。

貰うお金がプラスどころか弁護士の支払いにより、マイナスだったという事も多いです。

先程、「信頼関係が大事」と言いました。
例えば私は、旦那の職場である学校に行きました。(さちのサレ妻ブログを読んでいて下さる方はご存知かと思いますが…)

もし、私が弁護士に依頼していた場合は「行ってはいけない」と言われるでしょうね。

さち
実際に弁護士に相談していた段階で、職場に行くことはあまり良くないと言われていました。

なぜ、職場に行っては行けないのか

それは、弁護士さんはリスクが伴うことを嫌うからです。元旦那もそうだったのですが「嫁が職場に来たことにより、会社に行けない」と言い出され論点がずれることがあります。

私が職場などに行ったことによって、そこで興奮して法を犯すような行動をしないか、少しでも相手方に突っ込まれるようにならないかと考えられ、嫌がられると言ったところでしょうか…。

ですから自分のやりたいことには制限がかかります。

( 職場へ行っても相談する名目であれば、基本訴えられることはありません。)
私の場合、不倫相手とは示談が成立していたので、不倫相手の職場には行っていません。

旦那の職場に相談の基、話の流れで不倫の事実を話しました。

まとめ

弁護士を雇うことが絶対にいいのかと言われたら、そうではない時もあります。

弁護士を通して、不倫相手に慰謝料を求める場合、弁護士さんが提示する相場は本当に低いです。

下手をすると赤字になる事もあるでしょう。(着手金や成功報酬も支払わなければならないので)

不倫相手とは、お金の問題だけでなく、どのような制裁を加えたいかによって変わってくるかもしれません。

どの段階で弁護士を頼むのか、頼まないのか。
私のように最初は相談だけで済ますのか…

こればかりは人それぞれとしか言えません。
いつ弁護士を頼むかが正しいとかはケースによって違うと思うので。

ただ、「法テラス」というこんな良いシステムがあるということを知っていただき、とりあえず無料相談だけでも行ったほうが私はいいかと思います。

自分の状況にあわせて、弁護士さんを上手に使っていただけたらなと思います。

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