鳴り止まないLINE
毎日、一日中鳴り響く旦那からのLINE
私は、一度も返さず既読をつけるのみ。
LINEの内容は「やり直したい」「ちゃーちゃんに会いたい」「一緒に暮らしたい」という内容ばかりだった。
既読無視を続け2週間ほど経ったある日。
旦那は仕事帰りにいきなりやってきた。
いきなりやってきたパパを見たちゃーちゃんの反応は

「え!?」
ずっと会っていなかったのに分かるの!?私はちゃーちゃんの言葉に驚いた。
花火をたくさん買ってきた、旦那。
子どもに会うきっかけ作り


嬉しそうにうなずきパパから離れないちゃーちゃん。
何の連絡もなしにいきなり来てすごく腹が立ったが、ちゃーちゃんの前では怒れなかった。
それに、ちゃーちゃんの嬉しそうな顔を見たら追い返すことも出来なかった。

たくさんあった花火は、あっという間に終わった。
旦那が寂しそうに

と車へ歩いて行きかけた時
ちゃーちゃんが旦那の後ろからギューっと足にしがみついた。
娘が父親にとった行動は
ちゃーちゃんは何も言わず
黙って旦那の足に抱きつき離さなかった。
本当に衝撃だった
旦那もすごく驚いていた。
何か心にグサッとくるものがあったのだろう。元旦那は、ちゃーちゃんを抱きしめ泣いていた。

旦那は涙ながらうったえてきた。
その場では私は何も言えなかった。
ちゃーちゃんの行動にあまりにも驚きすぎて頭が回らなかった。
とりあえず、ちゃーちゃんを抱っこし旦那には帰ってもらった。
私は夜中に旦那にLINEを送った

ゼロどころかマイナスです。
信頼を取り戻す為には誠意を見せてくれない限り無理です。
私が旦那に提示した条件
当時は、再構築をしようとまでは考えていなかった。ですが、旦那がどれだけ本気なのか様子を見たかったのと、ちゃーちゃんに対してどれだけ真剣なのかを知りたかった。元旦那を試したかったのだ。
- ギャンブル、タバコ禁止
- ゆる子に関わる事一切禁止
- どんな些細な事も連絡を入れる
- 外泊禁止
など色々細かい約束事をLINEで送りました。


だから日曜日にどうしてもちゃーちゃんを遊園地に連れて行きたい。
誕生日を祝ってあげたい。
花火の時のちゃーちゃんの嬉しそうだった顔
何ヶ月も旦那とは会っていなかった。
私といる時に「パパ」という言葉を一切出さなかったちゃーちゃん。
もちろん私も出さないようにしていた。
もう父親なんて忘れたのかもなんて思っていた
旦那が帰ろうとした時に
何も言わずにしがみついていたちゃーちゃんの姿が頭から離れなかった。
子どもなりに何かを感じていたのだろうか。
この子は父親を必要としているのかも

本当に色々考えました。
とりあえず旦那の様子見てみようかな。
遊園地に行くことはとりあえず許可しました。
「 さぁ!」
とにかく明日は、いよいよゆる子と会う日だ。
色々と問い詰めさせてもらおうじゃないか