ホストの足跡を消す男 共犯者は誰?/3-32話

元旦那は、ホストクラブに媚びを売り信用を取り戻した後すぐに消息不明となった。

通勤時に彼の実家の前を通っていたが遊星は、実家に戻っている気配すらなかった。店側も必死に探しているようだった。


元旦那 遊星が再び飛んで一週間。

ホスト遊星として書いていたブログは全て消滅し、配信アカウントは抹消されていた。

そして、気が付けば携帯は解約され
おかけになった番号は現在使われておりません…
というメッセージが流れるようになっていた。

さち
計画的に飛んだ!
と確信した。

またも逃げた元旦那。

1円も支払わずに何の連絡もしないまま携帯も解約し、逃げる元旦那に殺意すら覚えた。

もちろん私以上にホストクラブでは、「遊星を許さない」と血まなこで探しているようだった。


木下さんから再び電話が鳴った。

木下さん「昨夜、遊星の実家に行ったら、父親が出てきました。遊星の父親は、息子を何ヶ月も給料無しで働かせていたのは違法だろう?
居ないと言っているのに帰らないなら、警察に訴えると言ってきました。」


前回のように遊星が居るという確証が無かったので、仕方なく帰ってきた。ということだった。


前回と打って変わって、警察に訴えるだの強気の発言は、誰かに入れ知恵されたのか…
木下さんは、遊星の父親に「店への借入金もまだ残っている」
と言ったそうだが、
義父「そんなものは無効だ」と言い出したとのことだった。

木下さんによれば、誰に何を言われようが遊星本人さえ見つかれば「通報しようが、訴えようが痛くもかゆくも無い」という事らしいのだが…。


遊星を見つけるのは難しかった。

何処に消えたのだろうか…


元義母は「息子が大好き!」と言ってはいたが、お金を出すような人ではない。

どこかにアパートでも借りて住まわすようなお金も出さないだろう。

元旦那自身は借金はあっても貯金はない。
そんな奴が実家にも帰らずどこにいるのだろうか?

絶対に誰か協力者がいる…そう思っていた。

そんな時木下さんからの電話で、確信することになる。


木下さん「そちらは何か変化ありましたか?」



さち
彼の実家の前を通っても車もありませんし、部屋の電気もついていませんでした



木下さん「そうですか… 寮に住んでいる者に事情聴取をしたんです。そしたら、遊星は最近、お店以外で頻繁に会っていた客がいたようなんです。しかも数人…。

直引きをしていたようですが、本営と見せかけて協力させている可能性がでてきたんです。
名前が、ハズキ・ミナ・ナミなんですが、聞いたことのある名前はありませんか?」

さち
そうですね…私は知りませんが…


木下さん「この中で特に怪しい女が一人います。シングルマザーで年上の女なのですが…。」


なんだか犯罪者をあぶりだすような展開だった。「ホストクラブのメンツを潰されたこと」への執念を感じた。

共犯者は思わぬ形で、判明することとなる

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