この記事は前回の続きになります
全てから解放されようと、車で出かけた私達。
意味もなく走り続けたという記憶だけはあります。
さすがに帰らないわけにはいかないので、ある程度落ち着き帰宅しました。
ママの仕事と子どもの体調
私は、昼だけでなく夜間の運転のバイトもしていました。
娘が寝る時間に合わせて、出勤。
しかし、そういう時は娘が察知して寝なくなるんですよね。
私が一生懸命に寝かせようとするもんだから。
娘は「寝たらママがどこかへ行く」と思い、寝なくなりました。
しかし、バイトに行く時間は決まっているので泣いている娘を母に託します。
バイトに行き、早いと夜中1時に帰宅、遅いと3時過ぎまで。
娘の体調
朝、娘が幼稚園に行く前に吐いてしまったときに母から言われました。
このままバイトを続けるのは良くないよね?
一番わかっているのは さちでしょ?
私は実家に帰ってから、何もない私たちが居候してしまったことで両親に対し申し訳ないと思っていました。
せめて何か仕事をしなくてはとずっと思っていました。
娘の異変にはなんとなく気づいていたけれど、どこかで封じ込めて、生活するためにお金が必要だとお金ばかり考えていました。
これ以上、両親にも迷惑をかけたくないし、ちゃーちゃんの将来の心配もありました。
でも、どんどん娘の症状は悪化していきました。
夜間のバイトから帰ってきた際に、泣いて玄関に走ってきた娘を見て決意しました。
このままじゃ取り返しがつかなくなるかもしれないと。
市役所の子育て課に相談した
翌日、市役所の子育て課に相談に行きました。
個室に案内され、今までのことを全て話ました。
本来は子どもは遊び部屋で別の職員の方が遊んで下さるそうですが…。
「ママと一緒がいい」と泣いたので、一緒の部屋で話を聞いて頂きました。
私はずっと泣いていました。
「大丈夫ですよ」と優しく言葉をかけていただきながら話を聞いてくださった職員の方。
「ママ悲しいの?」と心配する娘。
娘の前では泣いていけないと思っていたのに、我慢したくても我慢できずに涙がこぼれました。
市職員「お母さん辛い思いをされましたね。娘さんは… カウンセリングを受けたほうがいいと思います」
そう言われ、いくつかの小児カウンセリングがあるところを紹介していただきました。
大学の小児心理学のカウンセリングや大学病院のカウンセリングなど…。
その中に、娘が熱性けいれんで通院している病院内にも小児カウンセリングの先生がいることを知りました。
(*診療費ですが、当時の病院ではマル福適用期間で無料でしたが、現在はわからないので各病院等でご確認下さい。)
次回の検査のときに相談してみよう。
娘の定期健診の日
今回の結果は…
娘は熱性けいれん後の健診で定期的に脳波の検査を受けていました。
「大丈夫」と言われることはなくて…。異常があるとも言いきれないけど、大丈夫とも言える数値ではなかったそうです。
なので、何度も確認の検査をしていました。
今回も脳波の検査結果や、熱の頻度、薬の確認などをして、次回の診察の予約をしました。
担当医「はい、じゃあ他になにかあるかな?」
担当医「ちゃーちゃん幼稚園嫌いかー!!」
え!!? どストレートすぎじゃない!!?
もっとオブラートに包んで言わないの!!?
担当医「毎日大変だもんねー」
担当医「そうだよな、ママと一緒に居たいもんなぁ。ママと離れたくないから行きたくないんだね」
え、何それ!!?
毎日迎えに行ってるし、迎えに行くよ!!
私には、そんなことを言ったことないし初めて聞きました。
ちゃーちゃんね、お仕置き部屋に行くのやだ
担当医「言わないよ、大丈夫。僕はちゃーちゃんの味方だからね」
待って、待って… 話がついていかない。
お仕置き部屋?
なにそれ…
ちゃーちゃんは、なぜか分からないが担当医のおじいちゃん先生にはよくしゃべっていました。
私には話さなかったことまで、笑顔でベラベラとしゃべる娘。
担当医「お母さん、これ園の先生と連携とるべきだと思いますよ」
娘と私へのアドバイス
どうして娘は私に話してくれなかったんでしょうか
担当医「そりゃママには心配かけたくないからだろうね。私はおじいちゃんだし、担任の先生を知らないからね。
本当の悩みっていうのは二つ目以降に話したことだろうね。」
私に心配かけないように…
その場で思わず泣いてしまった。
こんな小さな子が私のことを気にかけていたなんて。
きっと私が担任の先生に相談することも恐れていたんだろうな。
娘が通院している病院で次週カウンセリングの予約をすることが出来た。
男性が苦手な娘
あんなにおじいちゃん先生(担当医)としゃべるなんて思ってもみなかった。
娘は、元旦那が私にキレて怒鳴っている姿を見て以来、男性が本当にダメでした。
つまり、大人の男性が苦手だったのです。
私の友人が話しかけても一切話すことはなく、怖くて泣いてしまうときもしばしばありました。
男性で大丈夫なのは、私の家族だけ。
幼稚園の先生には男性の方も数名いらっしゃったのですが、娘はあいさつでさえまともにしませんし、園には避けるように通っていました。
なので、園には出来れば女性の先生が良いとお願いしていました。
病院からの帰り道、娘がすごくいきいきしていました。
今まで言えなかったことを聞いてもらえた安心なのか…
娘に聞きたいことはたくさんあったけれど、今は我慢しようと思いました。
Instagramでもフォローさせていただいています。以前、ちゃーちゃんの頭痛の件でもコメントさせていただきました。
給食を残してお仕置き部屋…私も幼稚園時代にありました。
元々超がつくほどの少食だったのですが、食事を多数の人に見られる環境がストレスになり、より食べられなくなって。
元々ストレスを感じやすいタイプで、よく自家中毒も起こしていたのですが、あの頃は本当に酷かったです。毎日朝えづいたり吐いたり…
小学校の入学式の前の晩、給食への不安感から食べたもの全部戻してしまったのを、今でも覚えています。結局小学校6年間、ほぼ毎日居残りで食べさせられました。
ストレスから解消されたのは、中学生になってからでした。成長期に入って、食べても食べてもお腹が空く!という、それまででは考えられないような状態になって(笑)
今はちゃーちゃん、大丈夫なのでしょうか?
経験上、食べられないかも、怒られるかも…と心配しなくても、自然体全て食べられるようになれば、吐き気からも解放されると思います。
(あと、おそらくちゃーちゃんが戻したのは、自家中毒ですよね…)
気の利いたことはなにも書けませんが、ちゃーちゃんとさちさんが、これから沢山の幸せに恵まれますように!
コメントをありがとうございます。
遅くなり申し訳ないです、インスタではフォローして下さり本当にありがとうございます。
頭痛の件についても、コメントをくださり本当にありがとうございました。
お仕置き部屋についてですが、本当に苦痛だったのではと思います。
しかも6年間、ほぼ毎日。
現在はストレスから解消されて本当に良かったですし、お腹がすく、食べるというという事が苦痛にならずにすんで良かったです。
現在娘は元気に過ごしております。
園ではビクビクしていたことが多かったのですが
当時の娘からは想像できないほど、よく食べ、よく笑います。
時間はかかりましたが、今は幸せです。
お気遣い本当にありがとうございます。
はじめまして!
いつもインスタから拝読させていただいております!
前回の幼稚園のお話同様。号泣しました。
私も年中の娘がいます。こんな小さな子が毎日辛い思いをして、一生懸命ママに話さず我慢していたなんて…胸が張り裂けそうです。
ちゃーちゃん、なんて優しくしっかりした子なのー(T_T)とまたも涙が止まりませんでした。
そして、さちさんが寝る間も惜しんで働く姿に、
さらにさらに名無氏しへの怒りが爆発しそうです!!
はじめまして、コメントをありがとうございます。
そして、いつもインスタやブログを見て下さり、本当にありがとうございます。嬉しいです!
小さいながら、私に気を遣っていたことがわからずに、過ごしていたことは母親としてはダメですね。
娘に申し訳なく感じました。
年中さんの娘さんがいるのですね♪娘のことを思い出すと懐かしく感じます。
婚姻費用は貰えず、実家にも申し訳なくて…
幼稚園に行っている間と、寝ている間だけでも働かないとと思い働いていました。
名無氏については自分ばかりで呆れてしまいますよね…。怒