そんなに俺が悪いのか?!【ホストになった不倫教師の転落物語/10】

別居中に起こした事故…。

母親は、俺が事故したことを妻のさちには知らせなかった…。

俺は、病院のベッドの上で「死にたい!!」と叫んだ。

そして、そのまま半年の休職が決まった。

これからのことを考えれば考えるほど、どうしていいかわからなくなった。


このまま学校に行くことも…さちとやり直すことも出来そうにない。


さちとやり直したらゆる子に何をされるかわからない気がする…かといって、全てを捨ててゆる子と一緒になる気もしなかった。



退院し、何もかも嫌になった俺はふらっと家(実家)を出た。

母親の連絡にもでなかった。

ネットカフェやビジネスホテルを泊まり歩いた。

ますます借金は増えた。


久しぶりに昔からの友人コウキから連絡があった。

何かにすがりつきたかった俺はコウキに全てを話した。



コウキに「さちとの間にはいってやるから任せとけ」と言われた俺は、やっぱり今度こそ「さちとやり直そう」と決心した。



コウキがさちとの話合いの場をつくってくれた。

俺はさちと話合いをした。

その中でさちからは、今までの生活費を求められた。

借金の事だけはコウキにも言えてなかった…



11万円の金を用意するためにまた金を借りた。

消費者金融では職業が公務員とわかるといくらも貸してくれた。

コウキはさちに「俺の顔に免じてどうかもう一度チャンスと上げてほしい」と言ってくれて、一緒に頭を下げてくれた。



最初は、頑なだったさちも娘のことをコウキに言われ、やり直してくれることになった。

コウキにも促され俺は、通帳やキャッシュカードをさちに渡した。

ただ、これで借金の自転車操業ができなくなった。

消費者金融から催促が来るので、長期休職中だった俺はアルバイトをすることにした。

さちには「先輩の店を手伝っている」と言っておいたが、ホストクラブの裏方をしていた。

この店は大学時代にアルバイトしたことがある店だった。

大学在学中駅で声を掛けられた俺は時給の良さに惹かれてホストクラブでアルバイトしていた。

酒が飲めて騒いでお金がもらえる感覚だった。

当時付き合っていたさちには内緒だった。



借金の返済を考えたらアルバイトするしかなかったし、公務員である以上公にアルバイトはムリだったから…。

ホストしかない。そう思った…

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1 個のコメント

  • クソガキの発想で今に至ってる事ですよね。
    って言っても本人は見てないんだよね。
    世間的に問題なく晒す方法無いのかな?
    ジグソーパズルみたいにバラバラのを時間指定で毎回公開して見るとか………

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