元気が取り柄だったのに「ストレスで精神を病む恐さ」を体感

さちです♪いつも記事を読んで下さりありがとうございます！

時々、私へのメッセージに「さちさんって強いですよね！」というメッセージをいただきますが… とんでもないです！(笑)

私は一時期、精神内科に通いつめていました。
薬がないと外にも出られないような精神疾患に悩まされた時期があったのです。

今回は、小さい頃から元気が取り柄だった私が「パニック障がい」と診断されるまでのお話をさせていただきます。

病気知らずの私がパニック障がいに？

私は、メンタル面だけでなく体力面にも自信があります。

幼い頃から健康で、病気といえば熱が数年に一度出るか出ないか位でした。

よく言われたのが馬鹿は風邪を引かないと言われましたね(笑)
もちろんインフルエンザにもかかったことがありません。

さて、本題ですが「パニック障がい」を皆さんご存知ですか？

パニック障がいを簡単に説明すると、動機や息苦しさ、めまいが起き強い不安感に襲われました。

「私死んじゃう！」と思ってしまい、コントロールできなくなる病気なのです。

私は、自分がその症状になり初めて知りました。

こんな健康な私がなぜ「パニック障がい」になったのかお話させていただきます。

娘を出産し、幸せな日々

結婚当初の話になりますが、本当に幸せな日々をおくっていました。

そして、娘が誕生しました。

出産って本当に感動ですよね。

死にそうなぐらいな痛い陣痛にたえて、やっと娘が生まれてきてくれたとき、その一瞬で痛みがチャラになりました。

それぐらい感動的な瞬間でした。

娘のちゃーちゃんは、夜泣きがひどくて抱っこじゃないと寝ない子でした…。

毎日そんな日々を過ごしていました。

身体の異変と前兆

その頃の私は、元旦那の家族による非常識な行動が悩みの種でした。

今思えばこの頃から私の身体に異変が起こりはじめていました。

頭痛とめまいがするようになります。

私は生まれてはじめて頭痛というものを経験しました。

それだけでなく、視界がフワフワとしてめまいがしているのです。

うわぁ、何だこれ？気持ち悪い

しばらく横になり休むも改善されず、市販に売られていた薬を服用するも治りませんでした。

それどころか、吐き気までもが症状に現れました

「頭痛　めまい　吐き気」

私はこのときまで頭痛の痛みさえ知りませんでした。
それくらい健康だったということです。

心配で携帯で検索してみると、頭の病気などが書かれてあり、怖くてすぐに病院へ行きました。

脳外科へ行き、CTを撮りましたが、「異常なし」と診断されました。

普通なら「あぁ、良かった」と思いますよね？

その時の私は、今まで病気にかかったことがなく、こんなに症状がでているのに「異常なし」だなんておかしいと思いました。

こんなに症状が出ているのに異常なしはおかしいと医者を疑いました(笑)
でも当時は、本当に怖くて…。

ドクターショッピング

脳外科で「もう一度検査をしてほしい」と先生にお願いします。

検査はMRIと再度CTの検査をしましたがもちろん異常なし。

そこで先生に言われた言葉にショックを受けます。

「精神的なものだろうから精神科紹介するよ」

…え？

私は、この瞬間「この先生は私をおかしい人だと扱っている」と感じてしまいました。

この先生は信用できない「きっと他の病気が隠れているんだ」と、どんどん思うようになります。

これが私のドクターショッピングの始まりです。

脳外科がダメならと、耳鼻科にも行きましたが異常なし。内科にも行き血液検査もしましたが異常なし。

異常なしという診断が私をどんどん追いつめました。

体調が悪化し精神的にも

「症状は良くならないのにどうして異常が無いの？」

様々な薬を処方されましたが、ぜんぜん治る気配はありませんでした。

それどころかますます症状が悪化しているように感じました。

私の病気って一体何…？

もしかしてこのままひどくなって死んでしまうのではないか。
徐々にそう思うようになりました。

考えれば考える程怖くて寝れない、うまく息が出来なかったり。

症状は悪化していき、ご飯はろくに食べれず…悪循環でした。

寝室で一人何度も泣きました。辛さと怖くて。

まるで、すぐそこに死があるような感覚でした。

相談と陰口

当時、私の症状を元旦那の家族に話して相談していましたが

義母からは

気の持ちようだよ！
あと、気にしすぎ！！

と何度も言われていました。

一番ショックだったのは、元旦那と義母の会話を耳にしてしまったときでした。

そのときの内容は

あの子、頭おかしいんじゃない？笑

それを否定するわけでもなく

少し異常だよな

あぁ…そっか。

「私をそんな目で見ていたのか」と分かった瞬間でした。

家族からも病院からも私がおかしいような対応をされていると感じ、ショックが大きく当時は本当に辛かったです。

本当にめまいや頭痛吐き気は起きているのに…。

納得できるまで病院に通った

当時の私は 何かの病名をつけてほしかったのです。
原因がわかるまでたくさんの病院に通いました。

あるとき循環器の先生に診察をしていただいたとき、

「もしかして寝られてないんじゃない？」

と聞かれました。

初めて私の症状をくみ取ってくれたように感じ、涙が止まりませんでした。

だからこそ、先生の言葉にすごく救われた気がしました。

「そういう寝られない症状に詳しい先生を知っているから紹介してあげる。辛かったね。」

先生が紹介してくれたのは「内科」と書かれていました。

内科…。当時は、心療内科や精神科という言葉に敏感になっていました。

私は病気でこうなっているのに、まるで私がおかしい人扱いをされているような感じがして本当に拒絶していました。

内科とかかれていたことにより、安心というか私はやっぱり病気だったんだと思えました。

精神がおかしかったんじゃない、これで私は治るんだと感じました。

後で知ったのですが、紹介された病院は普段は普通の内科として診察をして、決まった時間から精神内科の診察をされていました。

当時は全く知りませんでした。

でもそうじゃなかったら、私はこの病院には行ってないかもしれません。

続きます。